最近では、プログラマーやエンジニアがチームでプロジェクトを進めるにあたって、案件管理、スケジュール管理、進捗管理などを行うためにプロジェクト管理ツールを使用し、プロジェクトの進行に必要な管理業務の効率化を図っています。
以前は、プロジェクト管理にExcelやチャットツールなどを利用してはいましたが、包括的にまとめられた機能としてではなく、個々の作業をソフトに置き換えただけでした。
それに比べて、プロジェクト管理ツールを活用すると、同一インターフェースでプロジェクトの様々な情報を一括管理できるため、案件やタスクの進捗状況が誰ば見てもひと目でわかるようになり、多くの企業の開発チームなどで利用されるようになっています。
プロジェクト管理ツールには、作業工程をグラフにして進捗をわかりやすく見せる「ガントチャート機能」、プロジェクトに必要な写真や資料などを共有する「ファイル共有機能」、プロジェクトに関わる議事録や仕様書などの情報を蓄積する「Wiki機能」といった機能があります。
そのほかにも、プロジェクトチーム内で必要のある情報をプロジェクトのメンバー全員に周知するための「掲示板機能」、メンバー同士でのコミュニケーションのための「メッセージ機能」や「チャット機能」、プロジェクト内の工数やそれに伴う人件費を計算してコスト管理する「予算管理機能」などもあり、大変便利です。
プロジェクト管理ツールには特徴があり、特定の用途に特化しているものもあるので、プロジェクトにあったものを選んで使うと良いでしょう。プロジェクトの規模によっては、無料ツールのサービスで十分な場合があります。なかには、業務効率化が図れる無料ツールもあるため、必要な機能が備わっているものを選択して、うまく活用してみてください。